第14回 OK cafe

大型遊具から授乳室まで完備!本格料理も楽しめる親子カフェ

オーナー・兵頭 健さんは3人の子供を持つ父親であり、家族で食事をするために都内の「親子カフェ」を利用するようになりました。
立地や衛生面の不備など様々な問題点に気づき、理想の親子カフェを自ら描くようになりました。
会社勤務時、インド料理店の立ち上げから運営までを約5年間努め、その知識と経験を生かし、2014年7月に東京・浜田山「OK cafe」を開業。
滑り台がついた大型遊具や50種以上のおもちゃで子どもが自由に遊ぶ中、大人がゆったりと食事や会話を楽しめる店として注目され、地元客だけでなく、遠方からの利用も多いお店です。

STEP1 インド料理店6店舗の運営リーダーを担う

◎2007年
不動産会社に約10年勤務後、転職。インド料理店の運営責任者として5年間勤務する。
都内に6店舗展開し、オペレーション指導から料理の味チェックまでを担い、約50人のスタッフをまわすことで運営力を身につけていく。

STEP2 親子カフェを巡ることで独立の意志を高めていく

◎2012年頃〜
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子どもの誕生を機に、都内の親子カフェをまわるようになる。
遊具がつまらない、衛生面がよくないなど多くの問題点に気づき、独立開業への思いが高まる。
写真は子供の背丈で手洗いができる洗面台。他店で感じた問題点を店づくり生かす。

STEP3 東京・浜田山に「OK cafe」オープン!

◎2014年7月
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自宅に近い浜田山に「OK cafe」を開業する。
立地は新築の1階を選び、店内は兵頭さんの奥様・オルガさんが中心となり、親子連れに優しい環境を整えた。
室内は土足厳禁で、授乳室を完備。
入店対象は親子連れか大人のみとしている。

STEP4 壁に遊具を貼りつけて飽きさせない工夫を施す

◎オープン時〜
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カウンター席やソファ席の壁に、オブジェのような愛らしいおもちゃを設置。
この工夫で、子どもが壁についたおもちゃで遊んでいる間、大人はゆったりと食事や会話を楽しめるという。

STEP5 大人のためのランチプレートを提供!

◎オープン時〜
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お子様ランチのワクワク感を大人にも味わってもらいたいと考案した「OKプレート」800円(税込)。
内容はハンバーグ、手羽先、ほうれん草のマッシュポテト、サラダ。
マッシュポテトは単品もあり、離乳食としても提供している。

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カフェ&レストラン 2016年7月号
【特集】地域密着カフェ
http://www.asahiya-jp.com/cafe_res/

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