第23回 ミバショウ

日替りホットサンドも人気!遊び心満載のバナナジュース専門店

約11年間、サラリーマン生活を送っていたオーナー・宮原健さん。
33歳で退職し、翌年の2016年4月に東京・市ヶ谷「ミバショウ」をオープン。「ミバショウ」とはバナナの和名で、バナナジュースを顔にした専門店です。
砂糖や氷を使わず、バナナだけの甘味で調整した一杯はカリウムが豊富で、健康維持には効果的だといいます。日々忙しいサラリーマンを対象に「バナナジュースで元気になってもらいたい」という強い思いが、起業のきっかけとなりました。
ジュースのほか、日替りのホットサンドやスープにも力を注ぎ、リピーター客やランチ利用のお客を飽きさせません。
また、朝の開店から11時までは厚切りトースト1/2枚が無料でつくなど、お得感や遊び心からも人気を集めています。

STEP1 サラリーマン生活を送る中、バナナジュースで体調維持する

◎2004年〜
美容師の資格取得後、美容師にはならずに金融関係の会社へ就職する。
11年間勤務する中、自ら作るバナナジュースを飲んで体調が改善するなど、健康維持に効果があると実感する。
飲食店の起業を目標とし、33歳で退職。

STEP2 オフィス街・路地裏の約5坪の物件に出会う

カフェレス1703
◎2016年2月
サラリーマンを対象にした「バナナジュース専門店」という開業テーマが明確になり、オフィス街で物件を探しはじめる。
1ヶ月後に市ヶ谷駅近のスケルトン物件に出会い、即工事がはじまる。
写真は、客席の頭上に設置したバナナを完熟させるための棚。

STEP3 東京・市ヶ谷に「ミバショウ」オープン!

カフェレス1704
◎2016年4月
オープンと同時にサラリーマン客や学生の口コミをはじめ、ツイッターなどネットツールを通じて情報が拡散。
ネット上で、翌日の日替りメニューを提示する。

STEP4 日替りで自家製のホットサンドとスープを用意

カフェレス1703
◎オープン時〜
バナナジュースのほか、日替りでホットサンドとスープ各1種を提供する。
人気は「アリゴとチョリソーのサンド(サルサソース)」「明太子と卵の海苔巻きサンド」。
スープも「ロマネスコのポタージュ」「大豆のカレースープ」などていねいに仕込んだ品が揃う。

STEP5 11時までの朝タイムは「半トースト」をサービス!

カフェレス1704
◎オープン時〜
開店から11時まで、ドリンク類の注文客には食パン1/2枚(2.4cm厚)がサービスでつく。
コンベア式トースターで、お客自ら焼いてもらう。手作りのバナナジャムやピーナッツバターも無料でつく。

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カフェ&レストラン2017年4月号
特集 フォトジェニック!サンドイッチ
http://asahiya-jp.com/book/491002799047/

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