第11回 MOHONI
自宅を改装して夫婦で営む紅茶専門店、厳選した約160種の茶葉を提供する
オーナーは52歳で会社を退職後、調理師専門学校に入学。
カフェ経営の夢が膨らむ中、コーヒーではなく、会社時代に愛飲していた「紅茶」を究めようとティーインストラクターの資格を取得しました。
2005年11月に東京・曙橋で開業し、その8年後に移転。
自宅の老朽化を機に、1階部分を店舗として改築し、2013年10月に営業を再開しました。
イートインのほか、160種の茶葉を扱う紅茶専門店として人気で、紅茶通から男性の紅茶初心者まで幅広い客層を掴んでいます。
そんなMOHONIがオープンするまでの道のりをご紹介します!
STEP1 サラリーマン退職後、調理師専門学校に通う
◎2001年
山口さんが52歳のとき、経営コンサルタント会社を退職。
その後、調理師専門学校にて調理師免許を取得し、さらにティーインストラクターの資格を取得する。
54歳のとき、日本料理「みやま」に入店し、1年半修業を積む。
STEP2 紅茶専門店「モヒーニ」を独立開業する
◎2005年11月
東京・曙橋にて独立開業を果たす。
25坪の店内に北海道の無垢材「タモ」を用いたテーブルとイス(20席)を用意。
主に近隣のリピート客に愛され、地域密着店として8年間営業を行う。
STEP3 自宅1階部分を利用して夫婦で営業再開!
◎2013年10月
2012年半ばに老朽化による自宅改装の話があがり、自宅3階建ての1階部分を店舗利用できるよう、設計を依頼する。
2013年3月に施工開始し、7月に完成。
同年10月に曙橋の店舗から移転して営業を再開する。
STEP4 家族経営の温もりある接客でファンを増やす
◎オープン時~
平日は山口さん自ら、調理と接客を両立し、週末混み合う土曜は娘さんが、日曜は奥様・由喜子さんが接客を担当する。
家族経営ならではの親しみのあるていねいな接客でも人気を集めている。
STEP5 茶葉の種類を徐々に増やし幅広い客層に対応する
◎オープン時~
茶葉販売は2005年の開業当初から、通信販売は行わず、店頭販売のみと徹底し、お客の好みに合った味わいを提供する。
商品は開業時73種からはじまり、2016年2月現在約160種と品揃えを増やし、幅広い好みに対応する。
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