第10回 Gentle Belief
約40種の生豆をオンデマンド焙煎!オンリーワンのコーヒーを提供
大学生のときにコーヒーを知り、コーヒーの奥深さに惹かれていく店長・浅野嘉之さん。
関西での独立開業の経験を生かし、オーナー・内藤信子さんとともに、神奈川県・伊勢原市「カフェ リコ」オープンを成功させました。
次ぐ2店舗目としてカフェ「ジェントル ビリーフ」を東京・南青山に2015年4月に開業。
250g焙煎から可能な小型ロースターとの出会いも功を奏し、40種以上の生豆を扱うオンデマンド焙煎店として注目を集めています。
そんなGentle Beliefのオープンまでの道のりをご紹介します!
1泊2日で東京へ出向き、有名喫茶店を巡る
◎1980年
浅野さんが21歳のとき、地元・大阪から1泊2日の予定で状況。
銀座八丁目「カフェ・ド・ランブル」、吉祥寺「もか」、南千住「バッハ」、表参道「大坊珈琲店」、本郷「和田珈琲店」など名店を巡って刺激を受け、「コーヒーを知りたい」という思いがさらに増していく。
自家焙煎店「珈琲倶楽部」を独立開業する
◎1985年
自宅で手あみロースターを使って生豆から焙煎をし、理想のコーヒーの味を追求する。
約5年間の研究を経て、大阪・池田に自家焙煎店「珈琲倶楽部」を開業。
8年後には料理やフランス菓子も提供するビストロ「KAIAN」を開業する。
小型ロースターとの出会いが鍵。「Gentle Belief」オープン!
◎2015年4月
2011年に知人を通して同店オーナー・内藤さんと出会い、神奈川・伊勢原市「カフェ・リコ」の立ち上げに参加。
その後、小型ロースター「ディスカバリー」に出会い、少量焙煎の魅力を知る。
オーナーの都内出店への思いに賛同し、南青山での出店を成功させる。
生豆を40種類以上陳列。種類の豊富さで個性をだす
◎2015年4月~
自家焙煎への情熱が増す一方の浅野さん。
コーヒーの知識を軸に、今までに築き上げた人脈を通して、各国から厳選した40種類もの生豆を常備。
オンリーワンの味を生む「オンデマンド焙煎」を行う店として注目を集める。
注文者との交流を大切に好みの味を生み出す
◎2015年4月~
新規の場合、お客の好みをしっかりと聞き、コーヒー以外の会話も交えながら豆の種類をセレクト。
焙煎後にはザルに豆を取り出し、香りや色合いをお客に直接確認してもらい、より理想に近い豆を生み出す。
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カフェ&レストラン 2015年3月号
【特集】カフェの新潮流
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