第9回 boulangerie onni
夫婦で個人店を開く夢を実現!地域密着の本格ブーランジェリー
修業先で知り合い、2007年に結婚した近賀夫妻。
「自分の店をもちたい」という共通の夢を大切にしながら、健太郎さんは3店舗のパン店で技術を磨き、一方奥様の希さんは3人の子育てをしながら、店舗のイメージを膨らませていきました。
物件との出会いがあり、2015年7月24日に横浜の上大岡に「ブーランジェリー オンニ」をオープン。
フィンランド語でオンニとは「幸せ」の意味です。
温もりのあるパンを通じて、幸せを感じてもらえる地域密着店を目指しています。
STEP1 気になったデザインをファイルにまとめはじめる
◎1998年ごろ~
奥様の希さんは19歳のころから自分の店をもつ夢を持つ。
好きな外観や内装の写真をファイルに切り貼りし、夢の実現に向けて店舗のイメージを膨らませていく。
STEP2 温もりのある木が主体になったパン店のデザイン図が完成!
◎2002年~
修業先である阿佐ヶ谷「グッドモーニング」(現在は閉店)にて近賀夫妻は出会い、2007年に結婚。
健太郎さんが修業を重ねる一方で、希さんの店舗イメージは膨らみ、2011年ごろにえんぴつ画が完成する。
STEP3 夫妻二人三脚で実現!「boulangerie onni」オープン!
◎2015年7月
希さんのデザイン画をもとに完成した一軒家風のブーランジェリー。
古民家の梁や一枚板のテーブルを使うなど、木を主体に使って温もりのある空間に仕上げた。
初日からパンのおいしい香りを漂わせるため、テストベイクは開業前に10日間行う。
STEP4 試食を積極的に行って同店の味を知ってもらう
◎2014年7月~
試食は商品を限定せず、お客の様子を見ながら積極的に行う。
オープン後は「味を知ってもらうこと」を第一に考え、試食を通してお客とのコミュニケーションをていねいに行う。
オープン2~3ヶ月後にはリピート客を目立つようになる。
STEP5 プレゼント用の品も増やして日常使いを目指す
◎2015年7月~
希さんも職人であることから、ジャムや焼き菓子などの物販も充実。
同店オリジナルの「グラノーラ」259円(税込)は鎌倉の食セレクトショップでも販売中。
日持ちする品として、今後、クッキーやパウンドケーキなども増やしていく予定だ。
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