第18回 Mucchi’s Cafe

親友2人で開業した絵本カフェ。絵本のモチーフの料理で魅了する!
むっちさんが大学入学と同時に、現・ホール担当の井上まどかさんに出会い、「人生一度きり、自分で何かやりたい」という共通の信念を語り合う日々を送っていました。
大学卒業後、まどかさんは保育士の仕事の傍ら「絵本に携わる仕事がしたい」と思い続けていたといいます。
それを知ったむっちさんは二人で形にできる形を模索し、カフェ開業の道を思い立ちました。
開業のノウハウを学んだあと、2016年1月に「Mucchi’s Cafe」をオープン。
300冊以上の絵本と、絵本をモチーフにした料理とドリンク計約20種に出会える「絵本カフェ」として注目を集めています。
STEP1 大学の寮で知り合い、意気投合する
◎2000年〜
むっちさんは、大学の寮で井上まどかさんと出会う。
「将来、自分で何かをやりたい」という信念が共通し、人生の同士に。卒業後、まどかさんは保育士として9年間勤め、むっちさんは税理士事務所などで働きながら、開業に向けて勉強を続ける。
STEP2 居抜きのテーブルを修復し、内装工事費を抑える
◎2015年11月中旬〜
むっちさんは2014年に開業セミナーに参加。
そこで出会った経営コンサルタントに依頼し、物件探しから協力を得る。
元オムライス店の居抜き物件を極力自分たちの手で修復し、コストを削減した。
写真は絵本の表紙カバーを貼ってリノベーションしたテーブル席。
STEP3 東京・高円寺に「Mucchi’s Cafe」オープン!
◎2016年1月
ギリギリまで壁のペンキ塗りが終わらないなど緊張感もある中、無事オープンの日を迎える。
立地は路面店の2階。
外観はショップカラー・黄色を使って明るい看板にし、写真入りメニューボードを置いて店の存在をアピールする。
STEP4 リピーターも楽しめるように月替わりで絵本を展示する
◎オープン時〜
開業時、計200冊だった絵本は、2016年9月現在では300冊に増加。
「絵本」目的の利用が9割と多いため、飽きがこないように月替わりの展示スペースを用意。
スタッフたちの手書きコメントを添えて時季にあった絵本を並べる。
STEP5 ランチと夜メニューを増やして集客upを目指す!
◎2016年9月下旬〜
「絵本」目的以外に、食事やお茶メインの利用も増えるよう、絵本がモチーフでない品や、夜のおつまみも増やす予定だ。
写真は9月下旬からの新メニュー表。
「ガパオライス」880円。「ローストビーフ」580円(ともに税抜)など。