現役カフェオーナーに聞いた!カフェをやってよかったこと Vol.1

こんにちは。
「いつかカフェをやってみたい!」そう思っている方はたくさんいると思います。自分のお店が持てるのはとても素敵なことですよね。では、実際にカフェを開業したオーナーさんはどんなことで「やってよかった!」と思っているのでしょう?

今日はそんな現役カフェオーナーの生の声をお伝えしていきたいと思います!

 

「なんでもできる」ということ

きみどりカフェ@東京都成瀬市

カフェをやってよかったことは、『なんでもできる』ということです。私たちってズ~ンと落ち込むようなタイプではないので、お客さんが少ないからどうしよう…と頭を抱えたりすることってあんまりないんですよ。もちろん悩むし、これからのことも考えますけど、『じゃあ、お客さん呼んで流しそうめんやっちゃおうか!』とカフェというなんでもできる場を使って、なんでもできるのが本当に楽しくて(笑)。お客様と話しているなかでも『それいいじゃん!』と思ったらすぐやっちゃいます。やっぱり楽しくないと続かないですね!

「なんでもできる」のは、自分でお店を持ったからこそですね。
カフェはどの飲食業よりも空間が活かせる業態なので、自分の好きなことができることが醍醐味の1つだと思います。

もちろんお客様が喜ぶことというポイントは忘れてはいけませんが、自分達もお客様も楽しめることを考えて、実行していくことは常連づくりにも繋がりますし、どんどんやっていくべきだと思います。

ぜひ、皆さんもカフェをオープンさせたら、イベントやキャンペーンなど、楽しみながら企画してみてください!

 

「本」を通じたコミュニケーションができること

bookcafe days@東京都渋谷区

「お客様と「本」を通じたコミュニケーションができることですね。「あの本が面白いよ」とか「ここで読んだあの本が良かった」とお話できるだけでも本当嬉しいです。うちのお店はお金をかけた宣伝はゼロで、口コミだけで支えられています。ホームページにしっかりコンセプトを掲載しているので、そういった想いに共感してくれたお客様がわざわざ来てくれて常連さんになってくれています。」

ブックカフェならではですね!好きな「本」をカフェと掛け合わせることで、仕事にする。とても素敵なことだと思います。好きじゃないと続かないですからね。

ブックカフェのように◯◯+カフェの形は、自分の趣味や特技を活かせますし、カフェ形態にしていることで、こうしてコミュニケーションが生まれ、コミュニティが形成されていくので、とても良い形態だと思います。

みなさんも、自分の趣味や特技を活かして、カフェに取り入れてみてください!

 

シンプルに「美味しい」と言ってもらえること

Café de 映水庵@東京都墨田区

シンプルに私が作ったものをお客さんに美味しそうに食べてもらえることですね。あとはお客さんと話している時間かな。たわいもない会話をしているだけで、とても楽しいです。
元々母がやっていたお店なのですが、その頃は母のカラーのお店だったので、そのカラーが好きなお客様が集まっていました。なので、私が引き継ぎたての頃は苦労しましたね。来なくなったお客さんもいます。でも私が母のカラーを出そうとしても出せるものではないので、私のカラーのお店にしていけるように自分らしく6年間やってきました。これからも私カラーを好きになってくれる人が増えていくよう頑張っていきたいです。これから開業される方も、自分のカラーが光るカフェを作り上げて欲しいですね。

やっぱり、飲食店はこれですよね。自分が作ったものを美味しいと食べてくれるお客様がいるだけで、次の日も頑張れるってもんです。

カフェは差別化が大切なので、自分のカラーを出していくことが大切で、それはメニューも一緒です。
「このメニューを食べにわざわざ来ました!」と言ってくれる人が増えていくことが、常連を作り上げるポイントになりますので、皆さんも自分のカラー、そして自信を持って提供できるメニューづくりを頑張ってください!

 

ということで、今日は3店舗のオーナーさんの声をご紹介させていただきました。
カフェをはじめたら、大変なこともたくさんあると思います。
でも、こうした「やってよかった」と思えることがあることで、続けていけるんだと思います。
貴重な現役カフェオーナーさんの声ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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