カフェは看板メニューが命!人気カフェの看板メニューをご紹介!Vol.1

カフェは看板メニューがとても重要です。看板メニューとはお店の一番の売りとなるメニューのことですが、看板メニューがあれば、それを求めてお客さんが来店してくれます。

ただ自分で看板メニューだと思っているだけでは看板メニューではなく、「あのカフェといったら◯◯だよね」「あの◯◯屋さん行こう」といったように、お店の代名詞になるメニューを作り上げる必要があります。

今日は、実際の個人カフェが提供している看板メニューを開発秘話やお客さんの反応も含めて、ご紹介します!ぜひこれからカフェ開業を目指すみなさんも看板メニュー開発の参考にしてみてください!

 

シロップまで手作り!氷にもこだわったかき氷

ケープルヴィル 写真館&カフェ@東京都文京区

7年近く経営を続けてきてわかったのですが、売り上げを上げるためには、「命をかけてメニューを作る!」って取り組むことが一番大事ってこと。思いつきで面白そうなメニューだからと提供してもお客さんに想いは伝わらない。でも命をかけてメニュー開発するとお客様が自然と集まってくるんです。

最初にそれがわかったのがかき氷を提供し始めた時でした。氷へのこだわりはもちろんシロップも全て手作りで開発しました。シロップなんて作ったことがなかったので正直とても大変だったのですが、その努力が報われるように大ヒットしたんです。そこから、次はランチもこだわりのプレートランチを作ろう! とか、ディナーメニューに力を入れよう! と、スタッフ一丸となって命がけでメニュー開発したものは全てヒット商品になりました。本気でお客様のことを考えながらやれば想いはちゃんと伝わるということがわかったので、実は最近ソムリエの資格も取ったんです。

シロップも全て手作り、すごいですね!見た目も綺麗で写真だけで食べてみたいと思いますよね。

「命をかけてメニューを作る!」これは大袈裟なようですが、とても大事なことです。
「なんか良さそう」「流行ってるから」それだけでは看板メニューにはなりません。とことん追求して、これなら絶対にお客さんに喜んでもらえる、そう確信できるものができて初めて看板メニューになるんです。お客さんに喜んでもらえるよう命懸けでメニュー開発すれば、お客さんにもその思いが伝わります。
「カフェだからフードメニューは簡単な物で」と考えている方もいるかと思いますが、ケープルヴィルさんのように、看板メニューについてはとことんこだわってください。するとそのメニューを求めてお客さんは必ず来てくれます。

 

産みたての卵を使ったメニュー

CAFÉ OREO@神奈川県横浜市

横浜市都筑区には2つの養鶏場があるんですが、そのうちのひとつ「平本さんちのたまご(平本養鶏場)」を開業当初から使っています。産みたての卵を届けてもらっているので、本当に美味しいんですよ。ですのでこの「平本さんちのたまご」を使った料理が看板メニューですね。親子丼などは特に人気です。他にもランチで提供しているキッシュや、スイーツメニューも全て「平本さんちのたまご」を使っています。1つでもこだわりの食材を持つというのはポイントかもしれませんね。自信を持って提供できますし。

「食材にこだわる」これも看板メニューの条件です。特にそのメニューの「ストーリー」はとても重要なポイントになります。メニューに使われている食材は「こんなにこだわって作られているものなんだ」ということがわかれば食べてみたくなりますよね。
ですから、使う食材にこだわって、そのストーリーをメニュー表でもしっかりアピールしましょう。
ただし、原価率が高くなって利益が出なければ元も子もないので、全ての食材にこだわる必要はありません。そのメニューに使う何か1つ、こだわりのある食材を使用するようにしてみてください。

CafeOREOさんのように卵にこだわり、その卵をいろいろなメニューに使用するというのもポイントです。仕入れの量がある程度ないと直接取引できない場合もありますし、その卵を使ったメニューが多ければ、お店の売りは卵メニューなんだということが、お客さんにも伝わりやすくなります。

こだわりの食材を使う、そしてそれをしっかりとアピールすることが、看板メニュー作りの大切なポイントになります。

 

ということで、今日は2店舗のカフェの看板メニューをご紹介させていただきました。
メニュー開発は今からでも行うことができるので、カフェ開業を目指す方は少しずつでもいいので、メニュー開発を始めてみてください。
看板メニューが1つ出来上がれば、一気に自信に繋がりますし、計画も具体的になっていくことでしょう。

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