動物系カフェ9種類まとめ!気になるサービス内容も併せて紹介

猫カフェや犬カフェなど、動物と触れ合える「動物系カフェ」は今やお馴染みのものとなりました。
そして近年では猫や犬といった代表的な動物だけでなく、なかなか自宅で飼えないような珍しい動物をコンセプトとしたカフェも多々展開されており、多種多様な動物好きの人のニーズに幅広く応えています。

しかし動物系カフェについて、サービスの詳細を知らない人はまだまだ多いです。
ここでは、動物系カフェの種類やサービス内容についてご紹介します。

 

よくある動物系カフェ6種類

まずは、認知度が高い動物系カフェを6種類紹介します。
メジャーな動物系カフェの開業を考える方は参考にしてみてください。

猫カフェ

まずは冒頭でも触れた、代表的な動物系カフェである「猫カフェ」です。
猫カフェの始まりは、1988年に台湾の喫茶店にて店主が自分の猫をお店に連れてきたことだと言われています。
その後2004年になって、日本に初めての猫カフェが誕生しました。

サービス形態としては、猫がいる空間でカフェとしてのサービスを楽しむという単純なものです。
料金体系は時間制で設定されていることがベターで、多くの店舗では1時間1,000円前後で設定されています。

犬カフェ

ペットとしても馴染み深い犬との触れ合いを楽しめるのが「犬カフェ」です。
猫カフェと同じく室内で犬との触れ合いを楽しめるだけでなく、店舗によっては犬をレンタルして一緒に出掛けて散歩ができることも。
そのため犬と触れ合いたい人だけでなく、これから犬を飼うという人の練習目的にもおすすめです。

また料金体系ですが、こちらも猫カフェと同じく時間制であることが多く、1時間1,500円〜2,000円ほどで設定されています。
猫カフェよりも多少高めではあるものの、犬が好きなのにペット不可の住居に住んでいる方などに人気で、ニーズが途絶えることはありません。

ただ一点、犬カフェというサービス名は形態が広義的である点に注意が必要です。
たとえば自分が飼っている犬を連れて行くカフェも犬カフェ(ドッグカフェ)と呼ぶことがあるため、開業の際はどんな形態の犬カフェなのかサイトやSNSなどにしっかり明記しましょう。

猛禽類カフェ

文鳥などの小鳥と異なり、一般家庭での飼育が難しいフクロウや鷹とどうにかして触れ合ってみたいというニーズは高いです。
そのため、そういった猛禽類と触れ合える「猛禽類カフェ」は近年急激に人気を博しています。
そんな猛禽類カフェの気になるサービス形態ですが、犬や猫ほど人慣れしづらいため常に身近にいるというわけではありません。

基本は触れない位置の止まり木に止まっていることが多く、任意のタイミングでスタッフさんがガイドしつつ肩や腕に乗せたり触れたりするようになっています。
料金体系としては1時間2,000円前後で、触れ合いをする場合は別途料金がかかるパターンが多いです。

うさぎカフェ

うさぎと触れ合える「うさぎカフェ」も、根強い人気を博しています。
サービス形態は幅広く、うさぎが自由に徘徊しているタイプの店舗以外にも、1匹を抱っこしながらゆっくりできたり、見るだけで楽しめたりなど様々です。

また、うさぎの場合はペット同士が喧嘩になることも少ないため、ペットのウサギを連れてきていいという店舗も存在しています。
うさぎと触れ合いたい人だけでなく、飼っているうさぎを楽しませたいという人のニーズも満たせるでしょう。
料金体系は入場料で1,500円〜2,000円程度と、動物系カフェのなかでは比較的リーズナブルです。

爬虫類カフェ

トカゲやカメ、ヘビといった爬虫類と触れ合える「爬虫類カフェ」も、人気の動物系カフェのひとつです。
とくにヘビやトカゲといった爬虫類はエサがラットや虫といった独特なものであるため、「爬虫類が好きだけどエサが無理」という潜在層に刺さります。

また、爬虫類カフェでは爬虫類に触るだけでなく、肩にトカゲを乗せたり首にヘビを巻いたりなど様々な体験が可能です。
料金体系は入場料で1時間2,000円〜3,000円ほどであることが多いですが、なかには触れ合う爬虫類の数で加算される場合もあります。
爬虫類カフェでは触れ合いと同時に「なかなか味わえない体験」というものも楽しむため、そういった種類数で料金プランを分けることがあるのです。

小動物カフェ

小型の哺乳類や齧歯目と触れ合える「小動物カフェ」も、気軽に楽しめる動物系カフェとして人気です。
よくあるものだとハムスターカフェやハリネズミカフェ、モモンガカフェなどがあります。
また小動物カフェはこれから小動物を飼育したい人だけでなく、犬猫よりも小さい生き物を触ってみたいという、生き物と触れ合う練習を目的とする人の利用が多いです。

料金体系としては種別にもよりますが、多くの場合は1時間2,500円〜3,000円程度で設定されています。
小動物であるためお店で飼育する際のエサ代も安く済みますが、デリケートな室温調整などで逆に光熱費がかさむケースもあるので注意しておきましょう。

 

珍しい動物系カフェ3種類

続いて、あまり普及していない動物系カフェを3種類ご紹介します。
レアな体験を提供したい場合は、こちらも参考にしてみましょう。

小鳥カフェ

インコや文鳥といった、小鳥と触れ合えるのが「小鳥カフェ」です。
上述した猛禽類カフェよりも少しライトな鳥類と、気軽に触れ合えることをコンセプトとしています。
とくに愛らしいフォルムの小鳥はSNSでも映えやすいため、綺麗な写真を撮りたいという利用者から人気です。

そんな小鳥カフェのサービス形態ですが、ガラス越しに小鳥を楽しみつつたまに触れるという内容で展開されていることが多々あります。
またよくある料金体系として、眺めるだけであればとくに時間料金などは無く、飲食や小鳥に触る値段としてに1,000円〜2,000円ほどかかるというケースが多いです。

カワウソカフェ

YouTubeで飼育動画が人気の動物・カワウソをモチーフにした「カワウソカフェ」も珍しい動物系カフェとして挙げられます。
人懐っこさと愛らしさから特定の店舗にリピーターとして通ってしまう人も多く、固定客を作りやすいことが特徴です。

また、水辺のイメージが強いカワウソは、ストレスを感じさせない頻度で水遊びをさせてあげれば室内でも問題なく触れ合いの場を提供できます。
カワウソカフェを開業する際は、室温や休憩頻度に気を付けつつ運営をしましょう。
料金体系としては1時間2,500円〜3,000円程度です。

ブタカフェ

最後に、マイクロブタと触れ合える「ブタカフェ」を紹介します。
ブタカフェは40kgに満たない小型のブタと触れ合えるカフェで、2023年現在だと各地域に1店舗ほどしか存在しないため、動物系カフェのなかでは最も競合店舗が少ないです。

少しでも競合店舗がいないところでサービスを提供したいのであれば、狙い目の動物系カフェだといえるでしょう。
1匹あたりのエサ代は月々1万円程度で、犬や猫に比べると多少高額になります。
料金体系は時間制で1時間1,500円ほどです。

 

動物系カフェの開業はリサーチを入念に

動物系カフェは通常のカフェと比べて地域ごとの店舗数が多くない分、利用者はシビアに比較をします。
触れ合える動物の種類や料金、営業時間やサービス内容などしっかり比較されてしまうため、店舗側は他の店舗と足並みを揃えつつも独自のメリットを追求しなければいけません。

そのため動物系カフェの開業を成功させるためには、飲食をメインとしたカフェ開業以上に競合店舗のリサーチが重要なのです。
同種・同地域の動物系カフェのリサーチを入念におこなって、店舗の料金設定やサービス内容を決めるようにしましょう。

 

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