参考コンセプトをご紹介!魅力的なお店のコンセプトを作ろう!Vol.2

前回に引き続き今回も実際のカフェのコンセプトをご紹介していきます。
カフェを開業するには魅力的なコンセプト作りが不可欠です。
実際に長年経営を続けているカフェのコンセプトを参考に、魅力的なコンセプトを作り上げてください。

具体的なコンセプトの作り方については、以下の記事でご紹介しています。

魅力的なコンセプトの作り方1

魅力的なコンセプトの作り方2

では、実際のカフェの参考コンセプトをご紹介していきます!

 

ゆっくりこの場所を楽しんでもらう

Roof Okurayama@神奈川県横浜市

高台にある自宅を改装して作ったので、この眺めや雰囲気を楽しんでもらいたいと思っていて、「ゆっくりこの場所を楽しんでもらう」ことをコンセプトにしています。私たちは二人とも建築関係の仕事をしていたのですが、元々出窓だった部分をカウンターにしたり、ウッドデッキを作ったり、2人で一緒に考えながら工夫して作り上げました。カフェスペースは靴を脱いで上がってもらうので、お家にいるような感覚でくつろいでもらえればと思います。

立地を生かしたコンセプトですね。
実際にお店にお邪魔しましたが、本当に眺めが良くてリラックスできるカフェでした。
このコンセプトの通り、お客さんに楽しんでもらうために、広々としたテラス席が用意されていて、一度日頃の疲れをリセットできるようなそんなお店です。
ご自宅を改装される場合など、場所が決まっている場合はその立地を生かしたコンセプトを考えるのも1つの方法です。
カフェは非日常を味わいにくることも醍醐味の1つ。その立地だからこそ実現できる場所づくりをして、お客さんに楽しんでもらうことも大切なポイントですね。

 

日常にちょっとした特別を

enecafe@東京都江戸川区

「日常にちょっとした特別を」をコンセプトにしています。電車に乗らなくてもおしゃれなカフェに行きたいなって自分自身も思っていて、気負いせずにゆっくりできる場所を作りたかったんですよね。オープンした2012年頃ってDIYでお店を作るっていうのがちょっと流行り始めた頃で、このお店も「DIYでお店を作るプロジェクト」をやっている方に依頼して作りました。2ヶ月くらい工期はかかりましたが、私も一緒に内装に携われて良かったと思います。

「ちょっとした特別」というのがいいですね。
忙しい時間の中で、このお店に来ればちょっと幸せになれる。そういったお店が地元にあると嬉しいものです。コンセプトは一貫性が大事と前の記事でもお伝えしましたが、enecafeさんは内装もメニューもそのコンセプト通りに作り上げられています。そうすることで初めてお客さんに伝わりますので、「一貫性を持つ」ことを忘れずに行ってください。

また、自分が「こんなお店があったらいいのにな」と思っていたことをコンセプトにするのも1つの方法ですね。自分が開業するエリアが決まっていて、そのエリアには自分が行きたくなるようなお店がない場合、それをコンセプトに反映させるのです。
そうすれば既にそのエリアでは差別化されたコンセプトになりますし、そういうお店を求めている人がお客さんになってくれるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。

 

ということで、今回も2つのカフェのコンセプトをご紹介しました。
今回ご紹介したように、立地をもとにコンセプトを考える方法自分があったらいいなと思うお店をコンセプトに反映させる方法など、さまざまな視点からコンセプトは作れます。
コンセプトができるとそれに合わせてメニューや立地などが具体的にイメージできるようになります。カフェ開業を目指す方はまずコンセプトを考えてみましょう!
次回も実際のカフェのコンセプトをご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

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