現役カフェオーナー直伝!収益の多角化で売上アップさせる方法 Vol.2

こんにちは。
今回は、「現役カフェオーナー直伝!収益の多角化で売上アップさせる方法」の第二弾です!
安定した収益を得るために欠かせない収益の多角化。
現役のカフェオーナーさんはどのような収益の多角化を行なっているのか、気になりますよね。
いくつかの実例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

店主が厳選した古書を販売

大人の図鑑カフェ fumikura@東京都練馬区

古書販売を行なっています。コンスタントに売れていますね。出版社にお勤めの編集者さんが資料本として、一度に12万円分も購入されたこともあるんですよ。「ブックカフェ」と聞くと、本が「読める」というイメージが強く、実際に読むことを中心としたお店がほとんどなのですが、うちの場合は、読めるだけでなく「気に入ったら購入できる」お店です。カフェ営業しながら、常に本の仕入れに追われています(笑)。こういうコンセプトのお店は珍しいので、有難いことにメディア取材もたくさんしていただいてます。

本を読めるブックカフェが一般的ですが、購入できる形は珍しいですね。
店主の目利き力が高いからこその形です。本屋さんと違い、コーヒーを飲みながらゆっくりと本を選ぶ時間が取れるので、こういった専門的な古書の場合、購入に繋がる確率も上がります。カフェとの相性がいいということですね。また、コニュニケーションも取れるので、自然にお勧めできることもメリットです。

また、こうしたコンセプトが明確で差別化ができているお店には、取材依頼もたくさんきます。広告費をかけずに宣伝ができるので、やはりコンセプトは重要なポイントです。
皆さんもコンセプトを明確にして、武器となる収益の多角化を考えてみてください!

 

個室をレンタルスペースに

yurucafe@東京都豊島区

2階のスペースに基本的にはレンタルスペースとして貸出を行っています。1ヶ月のうち3分の1程度はご利用いただけている状態です。お店主催でも月に1回「ゆるいえいがかん」というスクリーンを広げて10~20名くらいで映画を観るイベントを実施しています。先日、お寿司に関する映画を上映して、僕が15人分のお寿司を握りました(笑)。映画のセレクションは別の方にお任せしているんですが、毎回素敵なチョイスで、僕もお客様と一緒に楽しませてもらっています。

レンタルスペースはカフェの収益の多角化として、一番やりやすい形だと思います。
カフェの空間は撮影やギャラリー、ワークショップなど、様々なことに利用できますので、ぜひ試してみてください。

ただ、レンタルスペースを行う場合、多くの場合はカフェスペースをレンタルすることになります。そうなると、カフェ営業を休まないといけなかったり、毎回その仕様に準備をしなければならなかったりと、大変なこともたくさんあるんです。

それを解消する方法としては、yurucafeさんのようにレンタル専用の個室スペースを作ることです。
忙しい時はカフェ営業にもいかせますし、何より通常のカフェ営業に支障が出ないことがメリットです。また、個室スペースがあると様々なイベントも開催できますよね。
これから開業を目指す方は、一部を個室スペースにしてみることも検討してみてください。

 

ということで今回は2店舗の収益の多角化方法について、ご紹介いたしました。
様々な収益の多角化方法がありますが、そのことをしっかりと宣伝することも大切なポイントです。
例えばレンタルスペースをやるとしても、しっかりと店内やHP、SNSを使って宣伝すること、そして、金額やできることなど、詳細をわかりやすくまとめておくことが大切です。
ぜひ、参考にしてみてください。

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